地方移住と仕事。就職して、漁師になった。
紀伊半島の南端付近、三重県御浜町の阿田和(あたわ)地区。東側は熊野灘に面していて、古くから漁業や農業が盛んな地区だ。
30~40代の若手が中心となって切り盛りする「阿田和大敷漁業生産組合(通称 阿田和大敷)」は、太平洋の熊野灘で定置網漁を営む組合法人だ。地元出身者だけでなく、移住して漁師になった人もいるという。
阿田和大敷は昔からの親方たちが集まって立ち上げた会社組織で、定置網を仕掛けている漁場は御浜町海岸部の阿田和地区から約3キロの沖合。現在は隣町紀宝町の鵜殿港を拠点港とし、20代から60代まで13人のサラリーマン漁師がワイワイと楽しく漁をしている。個人の漁師との違いは、会社であり定置網漁だからこそ、安定して給与がもらえること。歩合給もあり、大漁の時には基本給以外の支払いがたっぷりあるそうだ。さらにはボーナスもある。
山口真也さん、御浜町阿田和出身の47歳。25歳で阿田和大敷に就職し、現在副船長を務めている。
高校卒業後、愛知県で就職したが半年ほどで地元へUターン。いろいろな仕事を経て阿田和大敷での漁師の仕事に興味を持った。きっかけは、地元の会社なので子どもの時から知っていたこと、親方の一人が小さい頃から仲良くしてきた先輩だったこと。もともと海好きで、海に携わる仕事というだけでも楽しそうと思ったそうだ。そして決め手は、「働きながら趣味のサーフィンができる」と思ったから。
「仕事が終わって昼から時間があるので、気分が乗った時に『海に遊びに行こう』ってサーフィンに出掛ける。22年やっていて、仕事もプライベートの趣味も満足してます。自分には向いている、ベストな仕事やなと思っています」と満足げに話した。
阿田和大敷漁業生産組合にについて、詳しくは下記Webサイトをご覧下さい↓
https://mihama-mie-townpromotion.jp/life/8019/
三重県御浜町について、詳しくは下記Webサイトをご覧下さい↓
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